東洋医学 体質診断 食べたい味で体と心をセルフチェック

深める自己理解

東洋医学 体質診断 占い気分でやってみよう!

子どもの寝かしつけや家事がひと段落した夜、ついついポテトチップスを開けてしまう…。仕事で疲れた日は、どうしても甘いものに手が伸びてしまう…。そんな“味の欲求”、あなたにも心当たりはありませんか?

私は寝起きは絶対コーヒーが飲みたいし、トレーニングの後はレモンドレッシングでサラダが食べたいし、仕事の後は甘いものが食べたくなります。なんとなくいつものルーティーンって決まっていますよね。

だけど、食べたいものが甘いものだったりしょっぱいものだと、なんだか食べちゃいけないような気がするし、罪悪感を感じてしまったり…。

でも、実はその欲求、あなたの脳から送られた”心と体に必要な栄養素を摂ってほしい!”というサインだったんです。そう、しっかり応えるべき欲求だったんですよ!

この記事では、「今これが食べたい」というあなたの欲求から、東洋医学 体質診断を使って体と心をセルフチェックする方法をご紹介します。

東洋医学の基本理論、陰陽五行を使えば、医学や栄養学や心理学の知識がなくても、誰でも簡単にセルフチェックすることができます。そして、深く自分自身を理解することで、より大切に労わることができるんです。

それではさっそく、あなたの脳が伝えたい、“心と体の声”をやさしく読み解いていきましょう。あなたは今、どんな味を求めていますか?

東洋医学 体質診断 セルフチェック

東洋医学の理論

東洋医学とは

東洋医学は、古代中国からアジア全体に伝わった伝統医学の総称です。その基本には「自然界と人間はつながっていて、調和が崩れると病になる」という考え方があります。

現代医学が「原因を特定して治療する」のに対し、東洋医学は「全体のバランスを整えて、自然に治る力を引き出すこと」を重視しているのが特徴です。

陰陽五行とは

東洋医学には、自然界のバランスを説明するための基本理論、「陰陽五行」があります。

陰陽:「月と太陽」「女と男」など、二対の相反する関係

五行:「味」「臓器」「感情」など様々なものを、自然界を構成する5つの要素に分類し、互いに促進と抑制し合う関係

陰陽五行の考え方は、医療・鍼灸・漢方・薬膳、日本の伝統装束・年中行事・占いなど、幅広い分野で活用されています。

東洋医学 体質診断|5つの味「五味」で心と体をチェック

この五行は「味」にも当てはめられ、「酸」「苦」「甘」「辛」「鹹(しおからい)」に分類されます。この分類された5つの味を「五味」といいます。

東洋医学では味覚と臓器は深く関係していて、特定の味を体が欲するときは臓器が疲れていると考えられます。また、臓器と感情は深く関係しているため、五味を見ることで体と心の両方をチェックすることができます。

今回はこの「五味」をテーマにまとめていきます。

東洋医学 陰陽五行

【酸っぱいものが食べたい】

レモンや梅干し、お酢の効いた酸っぱいものが食べたい人は、五行の「木」に当てはまります。五味は「酸」、五臓は「肝」、五志は「怒」。

酸っぱいものを欲するのは、疲労や自律神経系の乱れのサインかも。

肝の働きは主に3つ、エネルギーと栄養を巡らせる、自律神経を調整する、精神を安定させる。肝が弱ると、元気が出ない・月経不調・筋肉のこわばり・目の不調・イライラなどが起こります。

東洋医学 体質診断 酸味 酸っぱい

体質の特徴

  • 疲れやすく体がだる重い
  • 貧血気味、フラフラする
  • 自律神経の乱れ(不眠・月経不調など)
  • 筋肉のこわばり・痙攣・こむら返り
  • 目の疲れ(充血、かすみ、ドライアイ)
  • 蕁麻疹やアトピーなどの皮膚炎

性格の特徴

  • イライラしやすい
  • 気分が落ち込みやすい
  • 几帳面で神経質になりがち
  • 頑張り屋さんで休むのが苦手

ワンポイントアドバイス

酸っぱいものが食べたいときは、時間をとって、体と心を休めましょう。

体は酸っぱいものを摂ることで、疲労回復や自律神経の調整をしようとしています。肝の機能が回復してくると、イライラした感情も徐々に落ち着いてくるでしょう。頑張り屋さんで休むことが苦手かも知れませんが、一度しっかりと時間を確保してぐっすり眠り体と心を休めることで、パフォーマンスが上がるでしょう。

おすすめの食べ物:酢の物、梅干し、レモン、シークワーサー、キウイ など

[促進作用:心]酸っぱいものを摂ることで、全身に血液が巡り元気が出て、意識・思考・判断力が高まる。

[抑制作用:脾]酸っぱいものの摂り過ぎは胃に負担がかかってしまうのでほどほどに楽しむのがポイント。

【苦いものが食べたい】

ブラックコーヒー、緑茶、ビール、ゴーヤ、山菜などの苦いものが食べたい人は、五行の「火」に当てはまります。五味は「苦」、五臓は「心」、五志は「喜」。

苦いものを欲するのは、血液循環の滞りや神経が高ぶっているサインかも。

心の働きは主に2つ、全身へ血液を循環させる、精神・意識・思考を安定させる。心が弱ると、血液がうまく循環できず、動悸・不整脈・胸の苦しさ・顔の火照り・集中力低下などが起こります。

東洋医学 体質診断 苦味 苦い

体質の特徴

  • 動悸・息切れ・不整脈 
  • 胸の苦しさや痛み
  • 手足のしびれ
  • 顔が赤い
  • 興奮して眠れない

性格の特徴

  • 真面目で責任感が強い
  • エネルギッシュで行動力がある
  • 向上心が強く意欲的
  • 感情の起伏が激しい
  • 頭の回転が早いがオーバーヒートしやすい

ワンポイントアドバイス

苦いものを欲するときは、興奮を鎮めて、リラックスしましょう。

体は苦いものを摂ることで、血液を循環させ心を鎮めようとしています。心の機能が回復してくると、体の火照りや興奮が落ち着き、集中が上がり冷静に考えることができます。何事も全力投球したくなるかも知れませんが、興奮を避け、森林浴やヨガでリラックスすることで、血流が巡りさらに脳のキレが増すでしょう。

おすすめの食べ物:春菊、ごぼう、セロリ、ゴーヤ、ミョウガ、カフェインレスのコーヒーやお茶 など

[促進作用:脾]苦いものを摂ることで、血液循環が高まり消化器官がよく働き、栄養が全身に巡ります。

[抑制作用:肺]アルコールやカフェインは心拍数を高め息苦しくなり、肺に負担をかけてしまうので、ノンアルコールやノンカフェインを選ぶことがポイント。

【甘いものが食べたい】

チョコレート、ケーキ、アイスクリーム、ドーナツ、ジュースなど甘いものが食べたい人は、五行の「土」に当てはまります。五味は「甘」、五臓は「脾」、五志は「憂」。

甘いものを欲するのは、胃腸の弱まりやエネルギー不足のサインかも。

脾の働きは主に3つ、食べ物の運搬と消化、内臓やエネルギーを上に持ち上げる、血管外に血液が漏れ出さないようにする。脾の働きが弱まると、食欲不振・むくみ・食後の眠気・下痢・情緒不安定・鬱っぽさなどが起こります。

東洋医学 体質診断 甘味 甘い

体質の特徴

  • 胃もたれや食欲不振
  • むくみ
  • 下痢
  • 食後の強い眠気
  • 血便・血尿
  • アザができやすい
  • 月経過多

性格の特徴

  • 忍耐力や責任感が強い
  • 気を使いすぎて疲れる
  • 安心感や癒しを求める
  • 心配性で思い悩みやすい
  • ストレスや不安の感情を「食」で処理しがち

ワンポイントアドバイス

甘いものを欲するときは、感情を溜め込まず、体を動かしましょう。

体は甘いものを摂ることで、早くエネルギーを作り出そうとしています。十分に栄養を吸収しエネルギーが作られ上に運ばれてくると、不安が和らぎ安心感を感じられるようになります。思い悩みそうになったら体を動かし、友達に話し、感情を溜め込まないことで、さらにエネルギーが湧いてくるでしょう。

おすすめの食べ物:さつまいも、かぼちゃ、栗、あんこ、りんご、干し柿など

[促進作用:肺]甘いものを摂ることで、エネルギーが作られ上に持ち上がり、肺が全身に潤いとエネルギーを巡らせます。

[抑制作用:腎]砂糖は腎にとても負担がかかり、浮腫みや冷えの原因に。自然の食材から甘みを摂ることが、甘いものを我慢せずに楽しむポイントです。

【辛いものが食べたい】

麻婆豆腐、キムチ、カレー、唐辛子や山椒など辛いものが食べたい人は、五行の「金」に当てはまります。五味は「辛」、五臓は「肺」、五志は「悲」。

辛いものを欲するのは、免疫力や心のバリアが弱っているサインかも。

肺の働きは主に2つ、エネルギー・水・栄養を全身に拡散させる、水を取り込んで下に降ろす。肺の働きが弱まると、風邪をひきやすくなる、鼻づまり、咳、息苦しさ、悲しみを抱えこむ、などが起こります。

東洋医学 体質診断 辛味 辛い

体質の特徴

  • 風邪をひきやすい
  • 呼吸器が弱い(気管支炎・鼻炎など)
  • 熱がこもりのぼせやすい
  • 汗をかきやすい・かきにくい
  • 胸の詰まり・息切れ

性格の特徴

  • 明るく情熱的、短気で感情的
  • 真面目で凝り性、自分に厳しい
  • 意志が強く頑固になりやすい
  • 繊細で悲しみを抱え込みやすい

ワンポイントアドバイス

辛いものを欲するときは、体と心を浄化しましょう。

体は辛いものを摂ることで、体内を浄化しようとしています。ウイルスや細菌・負のエネルギーが排出されると、体も心も浄化されスッキリします。深く考え込みそうになったら体を動かし、深い呼吸で体内に溜まったエネルギーを入れ替えることで、体も心も晴れやかになるでしょう。

おすすめの食べもの:唐辛子、山椒、八角、ねぎ、大根、など

[促進作用:腎]辛いものを摂ることで、腎に水を届け尿が作られ、さらに浄化がスムーズに。

[抑制作用:肝]辛いものの摂りすぎは、気管支や粘膜に炎症を起こし、肝に熱がこもり目の不調や筋肉のこわばりやイライラの原因になるので、刺激は抑えるのがポイント。

【しょっぱいものが食べたい】

ラーメンやポテトチップス、漬物、塩や醤油の効いた味が濃くしょっぱいものが好きな人は、五行の「水」に当てはまります。五味は「鹹」、五臓は「腎」、五志は「恐」。

しょっぱいものを欲するのは、生命力が弱っているサインかも。

腎の働きは主に3つ、全身の水分の調整、取り込んだエネルギーを下に降ろす、精力をためておく。腎の働きが弱まると、気力体力低下、浮腫み、冷え、排尿・呼吸・生殖トラブル、老化現象などが起こります。

東洋医学 体質診断 塩辛い 鹹 しょっぱい

体質の特徴

  • 気力体力低下
  • 浮腫みや冷えが出やすい
  • 排尿トラブル(排尿できない・頻尿・失禁)
  • 呼吸器トラブル(気管支炎・喘息・呼吸困難)
  • 生殖トラブル(機能低下・不妊・生理不順)
  • 様々な老化現象

性格の特徴

  • 思慮深く落ち着いている
  • 感情に敏感で共感力が高い
  • 安定を好み、恐怖や驚きがすごく苦手
  • あがり症で臆病

ワンポイントアドバイス

しょっぱいものを欲するときは、ミネラル不足や考えすぎのサインかも。

体はしょっぱいものを摂ることで、生命活動に必要不可欠なミネラルを取り込みまさに必死に生きようとしています。調味料を天然海水塩のものに変え、外の刺激に左右されず、自分の感覚や内なるエネルギーを大切にすることで、心も精気がみなぎり元気はつらつ若々しくなるでしょう。

おすすめの食べ物:海藻・魚介類・干し椎茸・黒胡麻・枝豆・肉 など

[促進作用:肝]ミネラルを摂ることで、肝に水と栄養が届き豊富な血液を蓄え巡らせる。

[抑制作用:心]精製塩は浮腫みや冷えの原因になり、心の働きを弱めます。ミネラル豊富な天然海水塩を選ぶのがポイント。

体と心の声をきく

無性に何かを食べたくなる欲求は、あなたの脳から送られた”心と体に必要な栄養素を摂ってほしい!”というサインです。無理に我慢せず、できるだけ自然の食材で要請に応え、体と心を休ませてあげましょう。

怒り・興奮・思い悩み・悲しみ・恐れといった感情も、栄養が満ちて五行のバランスが整うことで、自然と和らぎ穏やかな気持ちになります。

自分の心の奥にあった感情として受け止め、”今自分のためにしてあげられることは何だろう?”と問いかけながら体と心を休めてあげることが、自分を大切にする第一歩です。

まとめ

あなたは今、何を食べたいですか?

陰陽五行を日常にを取り入れることで、食べたい欲求を満たしながら、体と心を整えることが出来ます。「東洋医学 陰陽五行 食材」で検索すると、あなたに合った食材が見つかります。

東洋医学 体質診断 をきっかけに、ぜひ「食べたい」という心と体の声を受け取って、食生活を整えてみてください。小さな気づきが、あなたの日々をもっと心地よくしてくれるはずです。

東洋医学 体質診断 自然の食材

参考リンク

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